期日:2023年9月2-3日
場所:長野県白馬岩岳MTBパーク
天候:晴
コース状況:ドライ
機材:
バイク:Rocky mountain bicycles/Element Carbon
メインコンポーネント:SHIMANO/XTR
タイヤ:GOODYEAR/PEAK.SL 29×2.4 1.6Bar
ヘルメット:OGKkabuto/izanagi
サングラス:OAKLEY/Sutro Lite SWEEP
ウエアー:WAVE ONE /エアロスーツ
グローブ:OGKkabuto/PRG-7
シューズ:SHIMANO/XC9
補給:powerbar
ボトル:charge
ケミカル&タイヤシーラント:finishline


©Noriyasu Katou
20年ぶりとなる白馬岩岳大会が開催された。
かつてのMTB全盛期とも言える大きな大会も、世界トップレベルの選手も大勢押しかけて今のワールドカップや世界選手権並みの規模で盛り上がっていた。そんな過去も今のレースを知る選手も少なく、スタッフすら数えるほどしか知らない過去。そんなことはどうでも良くて、新しい新時代のレースが始まったのだ。
初日は、キッズレースとショートトラックが開催。お昼に会場に着いたので、小学生のレースを見届けることが出来なったのが心残りだ。
試走を済ませたら、エリートのランキング25名が出られるショートトラックレースに出場。明日に向けても、一度上げておきたい大事なシュミレーションの一つだった。3列目スタート。当然最後尾だが、レースのリザルトはそうなっては面白くない。
ペダルキャッチもミスして、踏ん張れないまま後方に押しやられてしまい、出だしこそ遅れてしまう。コースのポイントでタイミング見計らいペースを上げる。ずっと上りに見えるところも、走り慣れてくると平坦箇所がありスピードアップや加速区間があり前に追いついていった。下り区間は砂埃が酷く、見えにくいがダブルレーンの箇所は地味に前のライダーと行かない方向に流れ、クリアな視界とパッシングポイントになっていた。さほど順位は上がってないが、前に見えれば抜きたいのは当然。何とか抜きたいが、10秒ほど離れたまま最後の下りに突入した。コーナーの折返しでは見えても、見えながらも追いつけない。パンプトラックセクションで追いつき、タイミングを見る。コーナーは全て塞がれるも最終ストレートでギリギリ並び、ゴールで指すことが出来19位でゴールした。
2日目のXCは、13時スタートだったが教え子たちが数多く走るユース見学のため早めのチェックアウトで、会場までコンディショニングで自走で整える。観戦とコーチングを終え、空腹を満たし自分のレースに備えた。サイクリングから、徐々にペースを上げて知ったコースの西山林道をレースペースに近い形で仕上げてゆく。ここでのレースペースもいい形で走れていることを確信できたタイミングでもあった。
スタートは再び3列目。程よい緊張感と落ち着いた気持ちでスタートで、ペダルキャッチもスムーズに行くも石にハンドルを取られて終い失速。落ち着きを取り戻しつつ、出だしの遅れを取り戻そうとリズムを刻んでゆく。土埃が舞い上がり視界は見えにくいが、とにかくペースを上げてゆくのみ。安定しないコーナーとキャンバーでペダリングは得意なところ。徐々にペースを上げてはタイム短縮してゆく。3人パスして19位。耐えるだけでなく、スピードを乗せてゆく所を見極めて、連続のスイッチバックの上りはミスをしないように気にしながらも、ギア比を気にして出来るだけ重いギアをかける意識をした。
タロートレイルはコンクリートのように固まり、転んだときのリスクも大きいがペースを上げてゆく緊迫感は格別。バームとバランスのあるテーブルトップ。登りのダメージでテーブルを通過すのは勿体ないけれど、流れで過ごし周回を進めてゆく。フィードでは掛水とボトル、掛け水とジェルを順番を変えて対応。周回は後半戦の16位争いで後半を迎えた。
コースの特徴を活かしペースを上げるタイミングを見計らい、順位と80%のカウントダウンを予測する。補給のフィードと連絡をやりつつもギリギリのタイムライン。5周回は後ろのライダーは入ることが出来ず足切に。
結果、80%テントで最終周回に入ることが出来ず、16位でゴール。
なんだか、もどかしい終わり方だけど、コースのバランスと難易度もありマウンテンバイクらしいレースだった。